十勝24時間耐久レースにトヨタ、レース専用ハイブリッドを開発「スープラHV-R」で参戦
2007年6月17日 8:18 PM
7月15,16日に十勝インターナショナルスピードウェイで開かれる十勝24時間耐久レース。
Yahoo!自動車ニュース トヨタ、レース専用ハイブリッドを開発 十勝24時間レース によると
十勝24時間レースにトヨタはスープラをベースにしたレース専用ハイブリッド車で参戦するようです。昨年レクサスGS450hで走ったトヨタですが、今年は本腰を入れたようでレース専用のスープラハイブリッドを準備しました。
トヨタがスープラで参戦する噂は聞いていたのですが、「なんで今更スープラ?」と思っていたら先進ハイブリッド車での参戦という事でした。
姿はスープラですが中味は殆どオリジナルの車になっているようです。
記事によると
システムは、後輪用のモーターに加え、前輪にインホイールモーターを配置し、4輪回生・力行を採用した。ブレーキ時により大きなエネルギーを発生する前輪にエネルギー回生システムを組み込み、レース走行の特徴である、高速域からの急減速で発生するエネルギーの回収効率向上を図った。 同様に、急な加減速が連続するレース走行の特徴を踏まえ、蓄電装置に、二次電池よりも充電時間の短いキャパシタを採用した。 エンジン形式は総排気量4480cc、最高出力480ps以上、最大トルク52kgm以上。モーターは前輪に最高出力10kWのものを左右それぞれ搭載、後輪駆動用には最高出力150kWのものを搭載する。車両重量は1080kg以上。
でいかにも速そうなスペックです。これからのレースはハイブリッド車やEVなどいろいろなエコマシンが参加し、しかも好成績をあげる時代になるのかもしれません。ラリーやF1の世界でも早く低燃費型が優遇されるルールになってくれると良いかなと思います。
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