吉野屋の豚丼(ぶたどん)。食べた感想

とうとう出ました吉野屋の豚丼(ぶたどん)。これはまさしく牛丼の代わりの料理ですね。帯広名物豚丼との違いをまとめてみます。
うちのHPの豚丼コーナーの豚丼と比べてみてください。

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十勝・帯広名物「豚丼」と吉野屋の「豚丼」の違い

1.肉の厚み種類
 帯広豚丼:厚く、大きくスライス。バラ肉、ロース肉、ヒレ肉
 吉野屋:薄く、バラバラ。バラ肉

2.調理方法
 帯広豚丼:フライパン、炭火等で焼く。
 吉野屋:煮込み風

3.具、トッピング
 帯広豚丼:ねぎ、グリーンピース、山椒等が乗っているだけ。
 吉野屋:ごぼう、玉ねぎが入っていてすき焼き風。

4.たれ
 帯広豚丼:タレは各種あるが、焼いた肉にタレをかけるのが一般的。
 吉野屋:肉と具と一緒に味付けしている。

吉野屋の豚丼は薄くスライスして調理しているので、ボリューム感があるように見える。帯広の豚丼も同じようにスライスすると吉野屋の倍は肉の量が増えたように見えるかもしれない。もし吉野屋が帯広豚丼を発売するとしても、肉の量、調理の手間を考えたら最低5,600円はしてしまうのではないでしょうか。丼としては同じでも、帯広名物「豚丼」と吉野屋の「豚丼」は違う料理である事を、認識しましょう。

吉野屋の帯広店。店の入り口には「豚丼」のポスターが張られていました。
 豚丼は並320円(税込)、大盛420円(税込)です。
今回、大盛を頼んでみました。私の後に入ってきた方数名も皆「豚丼」を注文していました。
 さあ、豚丼の方ですが、肉はバラ肉を薄くスライスし、ごぼうと玉ねぎで煮込んだものです。味付けもほとんど牛丼と変わらない味で、吉野家の牛丼を食べていた方が、違和感ないように作った感じがます。味は、まあまあ、こんなもんでしょう。
十勝・帯広の豚丼と吉野屋の豚丼は違う料理であることを、PRしないといけない事が、今回わかりました。