帯広の開拓時代が見えてくる「石王の森」

帯広市内西18条南4丁目の住宅街の中にある森「石王の森」。2.3haしかない森ですが開拓前の十勝野の姿が垣間見ることが出来ます。開拓時代はこのような森が十勝平野全体を覆っていたと思うと、今の平野の変貌ぶりが驚異に思えます。これだけ人間が自然を破壊してしまったということですね。破壊があって現在の生活があるのですが...


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石王の森の南西から北東を見た様子。 森の角に立っている看板。空撮の写真が載っています。
森の説明文。拡大して読んでください。 空撮見ると石王の森が、完全に周りに緑が無く孤立しているのがわかります。1辺が150mくらいでしょうか。
石王の森脇の歩道。森の木々が迫出しています。 中は完全な森。中に歩道らしき道はあるのですが、草が長く、奥まで入れませんでした。
10m先がこんな状態。開拓者はこのような森を切り開いていったんですね。
石王の森に生息する動物・植物。地面の乾燥化が進んだり、周りに緑が無い為、植物も動物も減っているそうです。
帯広市内でも人の手が入っていない数少ない原野です。大切に残していきたいですね。 この木は番外編。春駒通りに立っている木です。昨年歩道が整備される時、付近の木は切られてしまったのですが、この木々だけは残りました。工事していると時「切ってしまうのかなあ」と思っていただけに残って嬉しいです。立派なので付近の住民の要望が有ったのでしょうか。