士幌町発祥の地記念公園 伝統農業保存伝承館と美濃の家
2007年5月4日 12:43 AM
士幌町発祥の地記念公園にある、伝統農業保存伝承館と美濃の家の紹介。
士幌町発祥の地である中士幌地区は、士幌本町から南へ約10キロに位置し、中心に市街地が形成され、周囲を農家が囲む集落でした。 中士幌地区は明治31年、岐阜県美濃市郊外の農民が美濃開拓合資会社を組織し、士幌町における最初の開墾を行った地区でもあり、今も開拓団の二世、三世が農業経営を行っています。 伝統農業保存伝承館は、将来を担う子供たちをはじめ、多くの人達に、昔を知ってもらう目的で建設されました。体験実習をとおして、開拓当時からの先人の農業や生活のようすを知り、たくましい開拓精神を学ぶことを目的としています。 (パンフレットより引用)
士幌町はこの記念公園付近から開拓され、前を通っている道路(基線)の両脇に市街地を形成し明治・大正時代栄えていたそうです。しかし、現国道や鉄道(旧士幌線)の開通により駅が作られた現士幌市街地に移り住む人が増え、現在ではこの記念公園付近に民家は見られません。
伝統農業保存伝承館。昔の農機具や生活道具が展示されています。
9:00~17:00、入場無料、毎週月曜日休館
趣旨説明の看板。
内部の様子。
昔の馬具。
昔の農機具が沢山展示されています。
美濃の家。 士幌町開拓90周年を記念して復元されたもの。大正5年ごろ、洞田増次郎によって建築された美濃地方特有の農家様式。
家の横に開拓の年表がありました。
美濃の家の説明。
幻の寺町鳥瞰図。近くの真徳寺を中心に街が出来た事により寺町と呼ばれたそうです。すでに市街地はないので「幻の」と書かれています。歴史を感じさせる絵図です。
発祥の地の碑
中士幌開拓100周年の碑
中士幌開拓100周年の碑文
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