RallyXでおなじみの「山海堂」が業務停止、解散へ。

WRC情報を提供していた雑誌「RallyX」を発行している「山海堂」が12月3日付けで業務停止、解散となってしまいました。

現在「RallyX」 はアイルランド号が発売中ですが、ラリーGBは取材も行っていないらしく、当然ラリーGB号は幻となってしまいました。

山海堂(東京・本郷、資本金6000万円、松元龍治代表)は12月3日昼ごろ、全社員を集め解雇と解散する旨を伝えた。同日業務を全面的に停止し、債務整理を長屋憲一弁護士(TEL03-5226-1122)に一任した。信用調査機関の調べによると、平成18年2月期の時点で売上高は10億円、金融機関の借入金は10億円。負債は約17億円程度と推計される。今後について長屋憲一法律事務所では「現段階では未定。一両日中に方向性を決定」と話している。社屋はロックアウトされ、社員は解雇されている現状から自己破産の手続きがとられることが濃厚とみられる。新文化 出版業界紙

数少ないラリー雑誌がまた無くなってしまいました。メーカー的には、来年からスズキがWRCに本格参戦しますし、ホンダも徐々にラリーに力が入ってきているようです。そんな環境での雑誌廃刊は残念です。