2010アジア距離別選手権女子1,000メートルで高木美帆選手がリンクレコードで優勝!明治北海道十勝オーバル
2010年1月11日 4:04 PM
2010年1月9,10日 帯広市の明治北海道十勝オーバルで初めての国際大会である、
世界選手権アジア地区予選会、アジア距離別選手権が開かれました。
10日の女子1000mには中学生で五輪代表に選ばれ注目されている高木美帆選手が、リンクレコード、大会レコードとなる1分17秒87でシニア大会初優勝でした。
高木選手
大会新記録の1分17秒87
地元ではスケート関係者は殆どの方が名前は知っていると思われる高木選手でしたが、五輪代表選出で一気に全国区の選手となりました。本当に期待の星です。
会場となった「明治北海道十勝オーバル」は帯広の森運動公園内にある屋内リンクで昨年出来たばかりの施設です。
国内では長野に次いで二番目の屋内スケートリンクで建設費を抑えるため、天井は低め、観客席も最小限のスタンドしかありません。
しかし、氷の質は最高と思われます。この外気がマイナス10℃以下が多く、風も強い日がある帯広で天候を気にせず、暖かい室内でスケートが滑られる事は、これからの選手育成に大きく貢献することでしょう。
大会の看板。建物の名前は「帯広の森屋内スピードスケート場」です。ネーミングライツを募集し、地元十勝に工場を持ち、「明治北海道十勝」という商品ブランドを持つ明治がスポンサーとなり「明治北海道十勝オーバル」という愛称になりました。
建物にはこんなロゴマークが。十勝の「十」の文字の下の方を見てください。かすれ具合がきちんと表現されています。チーズの箱に書かれているロゴと比較してみてください。
メインスタンドは収納可能な簡易スタンド、東側ストレート前のみです。
コーナーは壁側にベンチが付いているのみ。
リンク内側はテニスなどが出来る多目的スペース。天井からの空調の口が選手の進行方向と同じ反時計回りに空気が流れるように斜めに設置されています。
整氷車が通った後は鏡のように光沢に
ひどい所は手作業で修正。
来週平成22年1月16・17日は世界スプリントスピードスケート選手権大会帯広大会が開催。
今週以上に盛り上がりそう。
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