千代田新水路事業、水路式魚道、魚道観察室見学会 その3 水路式魚道上流、起伏式ゲート編
2007年5月12日 11:24 PM
北海道開発局 帯広開発建設部が進めている十勝川の千代田新水路事業、 建設された分流堰で行く場を無くしてしまう魚達を上流に運ぶ為、水路式魚道が作られています。また、魚道を通る魚を観察する事ができる魚道観察室も出来ました。
夏に一般公開される前に水路式魚道、魚道観察室見学会が12日行われました。その時の様子をどうぞ。
管理棟、水路式魚道、魚道観察室を見た後は、水路式魚道の上流部と分流堰本体、起伏式ゲートの見学です。
起伏式ゲートは幅45m、高さ3.9mのものが4門並んでいます。
魚道の流入部(上流側)です。
写真左が流入部で、右が水路式魚道、奥に階段式魚道に分かれます。
ここを秋には鮭がピョンピョン跳ねる姿が見られるかも。
ここで水量調整が出来るようです。
説明を受けている様子。
これはなんだろ、水位等を観測する施設かな。
魚道の水門は手動で開くそうです。
十勝川、堰の上流方面。
魚道の流入部は大きな流木・ごみを通さないようになっているのでこのようになってしまいます。
魚道観察室の窓が見えます。
起伏式ゲートを上流から
起伏式ゲートを下流から。1門だけ開いている状態です。
流木が溜まっています。流木の処理方法は橋の上からクレーン等を使うなど検討中のようです。
閉まっている状態の起伏式ゲート。
管理橋を近くから。
魚道を下流(流出部)から眺める。左から水路式魚道、階段式魚道、呼び水水路。
管理棟は二階建て、立派な建物です。
管理棟前には案内図があります。
千代田新水路周辺案内図。
管理等周辺の様子。
管理橋。
今は通行できません。将来、十勝エコロジーパークの関係でレンタサイクル等で橋を渡れるようになるかもしれないとのこと。そうここは十勝エコロジーパークの一部なんです。
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